
語学留学のメジャーな渡航先として、これまではアメリカやカナダ、オーストラリアやイギリスなどが挙げられてきましたが、ここ最近ではそのリストの中にフィリピンが仲間入りしました。むしろ語学留学の渡航人数で言えば、もはや他国をしのぐ勢いに達しています。人気が高くなってきたその理由のひとつは「留学費用が安価に抑えられる」という点にあります。
留学は授業料以外にも生活費がかかります。長期であればあるほど生活費の比重が増え、節約の為にホームステイでは無くシェアアパートに滞在する方法が一般的。とはいえ食費と光熱費、家賃など含めて考えると結局、月間で10-20万円はかかります(エリアにより異なる)。しかしフィリピンの場合は殆どの学校が寮を持っていて、しかも3食付。学校には各国のカウンセラーなどが常駐しているところもあり、心身共に安全性が確保されている環境が、安価で提供されています。
4週間の留学費用(授業料+生活費)概算表
アメリカ/カナダ | :30-35万円 |
オーストラリア | :30-35万円 |
イギリス | :35-45万円 |
フィリピン | :15-20万円 |
この表をご覧いただくと一目瞭然にフィリピン留学の安さがおわかりいただけると思います。しかもこの費用、フィリピン以外の国の授業料は全てグループレッスンのコース費用ですが、フィリピンはマンツーマンレッスンの費用です。つまり、マンツーマンコース同士で比べると差はもっと大きくなり、学校によっては、同じ期間であっても、フィリピンの方が1/3の価格、もしくは半額程度のかなり安価な費用で受講ができます。
フィリピンの語学コースは殆どがマンツーマン・レッスンですから、授業中は一対一で英語を喋りっ放しです。クラスメイトもいませんし、先生が話す事を集中して聞かないといけません。この完全英語漬けのクラスを毎日何時間も受ける事で、短期で一気に頭を英語脳に切り替え、人によっては「夢も英語で見た」という状態になるのです。短期集中で英語を一気に伸ばすなら、このようなフィリピンの「英語漬け」生活が理想と言えるでしょう。
また「スパルタ式」と呼ばれる、さらにハードなコースを用意している学校が多くあります。マンツーマン中心の授業に加え、外出禁止で早朝からみっちり英語を学ぶコースです。もともと英語漬けのコースに加えてスパルタ式の授業をとることで、期間が決まっている短期留学でも、見違えるような結果を勝ち取る事が出来ます。ハードな内容ですが、短期で結果を出したい人にお勧めです。